カラー参照裏表紙裏の写真は釉裏紅(ゆうりこう)白竜紋蓋罐(がいかん)で、いまから六百余年前―元の時代につくられた希代の逸品である。胴が張り、クビは短く、蓋の頂上にモモ形のツマミを配しての造型はなかなかスマートで、しかもどっしりしている。名前の中の「白竜紋」と「釉裏紅」という二つの言葉は、元の時代に制作されたこの陶器の二大特徴ともいえよう。陶器の胴にある文様が白竜紋で、これがこの作品のモチーフであり...
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カラー参照裏表紙裏の写真は釉裏紅(ゆうりこう)白竜紋蓋罐(がいかん)で、いまから六百余年前―元の時代につくられた希代の逸品である。胴が張り、クビは短く、蓋の頂上にモモ形のツマミを配しての造型はなかなかスマートで、しかもどっしりしている。名前の中の「白竜紋」と「釉裏紅」という二つの言葉は、元の時代に制作されたこの陶器の二大特徴ともいえよう。陶器の胴にある文様が白竜紋で、これがこの作品のモチーフであり...