カラー参照この青花扁執壺(写真は裏表紙裏)は、四百年前の民間の酒器である。高さは二二·八センチ、口径が六·三センチ、底のさしわたしは九·二センチである。直唇、ラッパ口の壺で、頸はつぼみ、腹は扁球形に張り出て円状の足につながる。腹の一側には細長い竜頭吐舌の流し口がつき、もう一側には尾を巻き背をもりあげた竜の形の把手がついている。スマートで、気品があって、現存する明磁としては逸品のひとつとされている。...
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カラー参照この青花扁執壺(写真は裏表紙裏)は、四百年前の民間の酒器である。高さは二二·八センチ、口径が六·三センチ、底のさしわたしは九·二センチである。直唇、ラッパ口の壺で、頸はつぼみ、腹は扁球形に張り出て円状の足につながる。腹の一側には細長い竜頭吐舌の流し口がつき、もう一側には尾を巻き背をもりあげた竜の形の把手がついている。スマートで、気品があって、現存する明磁としては逸品のひとつとされている。...