聶栄臻司令員が片山旅団長らにあてた当時の手紙

日本軍旅団長と兵士諸君へ日本軍閥は横暴にもわが中華を侵略し、戦いはいま延々四年にならんとす。中日両国人民の死者と廃疾者は数知れず、転々流浪者もまた数知れず。この痛ましき事件の責任はすべて日本軍閥が負うべきものなり。このたびわが軍は正太線を攻撃し、東王舎を奪還、日本の二人の幼女を帯同す。その母は不幸にも砲火の中で死し、その父も炭鉱の火災で重傷を負い、わが軍の治療のかいなく、不幸にして絶命した。この天...