さる二月中旬から北京で「何香凝(かこうぎよう)中国画遺作展」が開かれ感銘を与えた。何香凝女士(一八七八~一九七二年)は、清末からの革命歴をもつ闘士であり、孫中山を助けて国民党の結成と国共合作に重要な役割を果した廖仲愷(りようちゆうかい)(一八七七~一九二五年)の夫人だが、夫が右派によって暗殺されたのちも、国共合作を主張しつづけ、新中国成立いらい、全国人民代表大会常務委員会副委員長、中国美術家協会主...
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さる二月中旬から北京で「何香凝(かこうぎよう)中国画遺作展」が開かれ感銘を与えた。何香凝女士(一八七八~一九七二年)は、清末からの革命歴をもつ闘士であり、孫中山を助けて国民党の結成と国共合作に重要な役割を果した廖仲愷(りようちゆうかい)(一八七七~一九二五年)の夫人だが、夫が右派によって暗殺されたのちも、国共合作を主張しつづけ、新中国成立いらい、全国人民代表大会常務委員会副委員長、中国美術家協会主...