昆虫学者　蒲蟄竜教授

広州にある中山大学の蒲蟄竜教授はいま、微生物や昆虫などによる農作物や森林資源の害虫退治の研究に取り組んでいる。蒲教授ははじめて病毒をいかして害虫退治に微生物や昆虫の病害毒の力を活用する方法を考えだした。それはタイワンアカマツをダメにするマツケムシや野菜を食い荒すナノアオムシをある病毒菌や昆虫で殺してしまうというものである。そのほかに、かれは科学研究者とともにベニメバチでカンシャメイチュウを退治し、...