周王朝発祥の地―周原始祖は後稷周原は陝西省を流れる渭水以北の黄土高原にある。その平原は岐山のふもとに広がり、現在の扶風と岐山と鳳翔の三つの県にまたがっている。三、四千年の昔、ここは周王朝発祥の地であった。伝説によると、周王朝は「禅譲」時代の農業をつかさどっていた長官の後稷(こうしよく)(名は棄)の子孫であり、十三代目の古公亶父(たんぼ)(太王)の時になって、今の陝西省の中部にあった周原に移って定住...
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周王朝発祥の地―周原始祖は後稷周原は陝西省を流れる渭水以北の黄土高原にある。その平原は岐山のふもとに広がり、現在の扶風と岐山と鳳翔の三つの県にまたがっている。三、四千年の昔、ここは周王朝発祥の地であった。伝説によると、周王朝は「禅譲」時代の農業をつかさどっていた長官の後稷(こうしよく)(名は棄)の子孫であり、十三代目の古公亶父(たんぼ)(太王)の時になって、今の陝西省の中部にあった周原に移って定住...