旅大市での労働者の絵画活動

精油所の蒸留塔が朝日をうけて輝いている。わきたちかえる一日がはじまった。労働者は自転車やバスでたのしそうに職場へいそぐ。タンク·カーが列をつくって精油所の門をゆっくりとくぐってゆく。これは、旅大市のある労働者が創作した版画「精油所の朝」の内容である。この版画は、モノクロームだが、よどみのない流れるような、それでいて力づよい線で精油所の朝をいきいきと表現し、自力更生を基礎とする中国の石油工業のかがや...