九人の主婦がつくった粉末冶金工場

社会主義の新中国で、婦人の役割にふれるさい、「婦人は天の半分を支える」という言葉がおのずと口をついて出る。瀋陽市鉄西区重工街粉末冶金工場を参観してこの言葉のもつ意味がいっそうよくわかった。労働者住宅が建ちならぶ工人新村のかたわらに、普通の民家三十数軒からなる工場がある。簡素な革命委員会の事務室で、みるからに健康そうな中年の婦人、工場革命委員会副主任畢文芝さんから、この工場の生い立ちについて聞かせて...