湖南省の西南部を流れる邵水は、邵東、邵陽、新邵の三つの県をへて、邵陽市で資水と合流し、洞庭湖にそそぐ。邵水は大きな川ではないが、むかしは災の川といわれていた。「天気がよければ靴のまま渡り、雨が降れば土手も水をかぶる。雨が降ろうが、降るまいが、どうせ災のもと」と土地の人びとはうたったものである。解放後、とくにプロレタリア文化大革命以後、中国共産党と人民政府が、流域に住む人びとを指導して邵水の総合治水...
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湖南省の西南部を流れる邵水は、邵東、邵陽、新邵の三つの県をへて、邵陽市で資水と合流し、洞庭湖にそそぐ。邵水は大きな川ではないが、むかしは災の川といわれていた。「天気がよければ靴のまま渡り、雨が降れば土手も水をかぶる。雨が降ろうが、降るまいが、どうせ災のもと」と土地の人びとはうたったものである。解放後、とくにプロレタリア文化大革命以後、中国共産党と人民政府が、流域に住む人びとを指導して邵水の総合治水...