「上」「下」は図形で示すわけにはいきませんから横に棒を一本ひいて境界線とし、その上に一点を打って「·一」(上)とし、その下に一点を打って「一·」(下)とします。こういう方法で作った文字を「指事文字」といいます。このような文字は百あまりにすぎませんが、「上」「下」の二字はこの中でもっとも代表的なものです。そして「·一」は後世だんだんと「上」と書き、「一·」は「下」と書くようになりました。「上」「下」...
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「上」「下」は図形で示すわけにはいきませんから横に棒を一本ひいて境界線とし、その上に一点を打って「·一」(上)とし、その下に一点を打って「一·」(下)とします。こういう方法で作った文字を「指事文字」といいます。このような文字は百あまりにすぎませんが、「上」「下」の二字はこの中でもっとも代表的なものです。そして「·一」は後世だんだんと「上」と書き、「一·」は「下」と書くようになりました。「上」「下」...