中国の四川省にある峨嵋山の頂上、海抜3000余メートルのところに測候所がある。ここは地勢が険しく、気候の変化がはなはだしい。一日のうちでも朝と晩では気温の差が大きいため、気象の観測と研究にとって有利な場所である。新中国が誕生してから、気象学事業がわりあいに大きな発展をみせている。各省(自治区)、市、県には気象局または気象台、測候所が設けられ、人民公社のなかには観測所を設けているところもあり、これら...
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中国の四川省にある峨嵋山の頂上、海抜3000余メートルのところに測候所がある。ここは地勢が険しく、気候の変化がはなはだしい。一日のうちでも朝と晩では気温の差が大きいため、気象の観測と研究にとって有利な場所である。新中国が誕生してから、気象学事業がわりあいに大きな発展をみせている。各省(自治区)、市、県には気象局または気象台、測候所が設けられ、人民公社のなかには観測所を設けているところもあり、これら...