この彩絵木罐はプロレタリア文化大革命のなかで、新疆ウイグル自治区トルファンの火焔山のふもとにある6世紀の古墳から出土した副葬品のひとつ。陶器のように木塊をロクロ台のようなものにのせてぐるぐるまわしながら削ったもので、高さは11センチ、最大直径12センチ、ロがそとにひらき、頚はしまっている。胴はふくれ、底は平たい。寸法の比例も正確で造形的にもすぐれている。黒彩の地に赤、黄、白などで蓮の葉と連珠の文様...
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この彩絵木罐はプロレタリア文化大革命のなかで、新疆ウイグル自治区トルファンの火焔山のふもとにある6世紀の古墳から出土した副葬品のひとつ。陶器のように木塊をロクロ台のようなものにのせてぐるぐるまわしながら削ったもので、高さは11センチ、最大直径12センチ、ロがそとにひらき、頚はしまっている。胴はふくれ、底は平たい。寸法の比例も正確で造形的にもすぐれている。黒彩の地に赤、黄、白などで蓮の葉と連珠の文様...