「三廃」から富を

撫順は中国の炭都といわれるが、ここには石炭だけでなく、石油資源が豊富にある。撫順第三製油所は大型工場のひとつである。解放まえ、日本帝国主義は中国にたいする侵略戦争をひきおこし、気違いじみた石油の略奪をおこなった。そのためこの工場は「廃ガスで眼もあけられず、川に流した廃水は農地をそこない、山と積んだ廃滓（はいさい）からは黄色い煙がくすぶりだす」という状態だった。国民党反動派が支配していた時期には、工...