米帝の世界制覇の野望

米帝の頭目ニクソンは、さいきん、長文の外交教書を議会に提出した。「七十年代の米外交政策―平和のためのわく組み」という人ぎきのよいタイトルをかかげたこの教書は、あくまで侵略をおしすすめ、世界制覇をめざす米帝の野望をむき出しにしている。また、つぎのようないちじるしい特徴をもそなえている。つまり、あくまでも侵略をすすめたいが、力が足りず、完敗をおそれていながらも、手をひけず、捨てようにも捨てられず、進も...