いつまでもふつうの労働者として

ブルジョア知識人の支配する大学を卒業し、さらに四年間、研究生としての生活をおくったわたしは、一九六四年、鉄道の労働者になった。大学に在校中、学校の走資派とブルジョア反動学術「権威者」は、中国のフルシチョフ劉少奇が鼓吹した「学問をして役人になる」という反動思想をわれわれに大量にそそぎこんだ。そして、「きみたちは国家が養成する高級技術人材だ」「きみたちは卒業したら技師や講師なのだ」などといった。そんな...