寝正月

よく俺は寝正月だなどといって、お正月はゆっくり寝て、去年中の疲れを休めた上で、さて新年の活動を起そうと考えるものだ。ところで、今年のお正月は私にとって、とんだ寝正月になってしまった。暮の最後の北京放送をやった日が恐しく寒い日で、帰ってきたら、どうも気持が悪い。どうもかなり熱がありそうなので、床にもぐり込んだ。それから引続きの寝正月になってしまったのである。しかし、お正月には、大ぜいの日本人、中国人...