ぢめたもので、『後漢書、耿弇伝』にこの句がみえる。耿弇(クンイエン)は東漢のはじめの頃の将軍で、幼い時から軍事に興味をおぼえ、軍人を志した。のちに劉秀(リユウシユウ)の軍隊に入ってかずかずの手柄をたて、大将軍になった。当時、劉秀の軍隊は地方の強豪である張歩(チヤンプー)と戦っていた。はげしい戦いの中で耿弇は流れ矢に腿を射ぬかれた。耿弇は刀をぬいて矢を切り、なおも奮闘した。部下は休戦して援軍をまつよ...
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ぢめたもので、『後漢書、耿弇伝』にこの句がみえる。耿弇(クンイエン)は東漢のはじめの頃の将軍で、幼い時から軍事に興味をおぼえ、軍人を志した。のちに劉秀(リユウシユウ)の軍隊に入ってかずかずの手柄をたて、大将軍になった。当時、劉秀の軍隊は地方の強豪である張歩(チヤンプー)と戦っていた。はげしい戦いの中で耿弇は流れ矢に腿を射ぬかれた。耿弇は刀をぬいて矢を切り、なおも奮闘した。部下は休戦して援軍をまつよ...