日本語では、いっしょに行くこと、または道づれ。中国では「トンシン」と読めば日本語のそれとほぼ同じ意味。「トンハン」と読めば「同業」「同業者」「同じ職業の人」となる。中国の古典を見ると、「同行者誑之」(同行者があざむいた)『列子』「同行者数十人」(数十人でいっしょに行った)『魏誌』―これなどはあきらかに「トンシン」の方である。ところが今では「トンハン」の方がよく使われる。日本のさる貿易商社のA氏、北...
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日本語では、いっしょに行くこと、または道づれ。中国では「トンシン」と読めば日本語のそれとほぼ同じ意味。「トンハン」と読めば「同業」「同業者」「同じ職業の人」となる。中国の古典を見ると、「同行者誑之」(同行者があざむいた)『列子』「同行者数十人」(数十人でいっしょに行った)『魏誌』―これなどはあきらかに「トンシン」の方である。ところが今では「トンハン」の方がよく使われる。日本のさる貿易商社のA氏、北...