ぞくに〈開門七件事、柴、米、油、塩、醤、醋、茶〉という。燃料、食糧、油、調味料、茶などは家庭の必需品だ、という意味である。なお、醤というのはふつう味噌のことだが、ここでは醤油もふくまれる。油や塩、醤油、味噌、酢などの調味料は、どの家庭にも欠かせないものであるだけに、それを売る店は、町のいたるところにある。さしずめ〈調味料店〉とでも言いたいところだが、北京(ペイチン)の人はこれを〈油塩店〉と呼んでい...
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ぞくに〈開門七件事、柴、米、油、塩、醤、醋、茶〉という。燃料、食糧、油、調味料、茶などは家庭の必需品だ、という意味である。なお、醤というのはふつう味噌のことだが、ここでは醤油もふくまれる。油や塩、醤油、味噌、酢などの調味料は、どの家庭にも欠かせないものであるだけに、それを売る店は、町のいたるところにある。さしずめ〈調味料店〉とでも言いたいところだが、北京(ペイチン)の人はこれを〈油塩店〉と呼んでい...