『遊戯大全』という六百余年まえの中国将棋の古棋譜が、このほど棋界の関係者によって、棋界の故名人鎮江(チエンチヤン)の王浩然所蔵の棋譜のなかから発見され、さる三月から広州の『象棋』誌上に毎号連載されている。『遊戯大全』は、その本の序文とあとがきで明らかなように、六百年前の元の順帝の代に山野居士によって編集されたもので、現存の中国将棋古棋譜中でも最古のものである。同書は全八巻、四三七局を収めているが、...
Please login first!
『遊戯大全』という六百余年まえの中国将棋の古棋譜が、このほど棋界の関係者によって、棋界の故名人鎮江(チエンチヤン)の王浩然所蔵の棋譜のなかから発見され、さる三月から広州の『象棋』誌上に毎号連載されている。『遊戯大全』は、その本の序文とあとがきで明らかなように、六百年前の元の順帝の代に山野居士によって編集されたもので、現存の中国将棋古棋譜中でも最古のものである。同書は全八巻、四三七局を収めているが、...