中日両国人民は二千余年らい、文化·経済の面できわめて密接な交流をつづけてきた。書道も文化交流の面で一定の役割をはたし、そのなかでも、二王といわれる東晋の王羲之(ワンシーチー)父子の書は中日文化交流史の重要な一ページを占めている。王羲之父子の書は、早くから中日両国人民に愛されている。王羲之(三二一~三七九年)は字(あざな)を逸少(イーシヤオ)といい、右軍将軍に任じられたことがあるので、王右軍ともよば...
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中日両国人民は二千余年らい、文化·経済の面できわめて密接な交流をつづけてきた。書道も文化交流の面で一定の役割をはたし、そのなかでも、二王といわれる東晋の王羲之(ワンシーチー)父子の書は中日文化交流史の重要な一ページを占めている。王羲之父子の書は、早くから中日両国人民に愛されている。王羲之(三二一~三七九年)は字(あざな)を逸少(イーシヤオ)といい、右軍将軍に任じられたことがあるので、王右軍ともよば...