雲南(ユンナン)省東北部の昭通(チヤオトン)県で、このほど東晋(三一七~四二〇年)の古墓が発見されたが、墓室のなかには、当時の社会生活や少数民族の人物像をうつした壁画があった。これらの壁画は、晋代における漢族と西南の少数民族との関係や雲南地方と中原の文化のつながりをしらべるうえに、貴重な資料とされている。この壁画のある墓は、昭通の町から東北へ一〇キロいったところにある。墓室の壁画は四壁ともによく保...
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雲南(ユンナン)省東北部の昭通(チヤオトン)県で、このほど東晋(三一七~四二〇年)の古墓が発見されたが、墓室のなかには、当時の社会生活や少数民族の人物像をうつした壁画があった。これらの壁画は、晋代における漢族と西南の少数民族との関係や雲南地方と中原の文化のつながりをしらべるうえに、貴重な資料とされている。この壁画のある墓は、昭通の町から東北へ一〇キロいったところにある。墓室の壁画は四壁ともによく保...