チワン族の民間にむかしから伝わる長編叙情詩―〈嘹歌〉(リヤオコー)が、さいきん採録され、漢語に訳された。これは、広西(クワンシー)チワン族自治区で採録されたものではもっとも長い詩である。一句の終わり毎に「リャオ」と引っぱるので〈嘹歌〉の名がある。自治区西部の田東(テントン)県と平果(ピンクオ)県の県境、とりわけ田東の思林(スーリン)人民公社のあたりで盛んにうたわれる。客を迎えたり、〈歌墟〉と言うの...
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チワン族の民間にむかしから伝わる長編叙情詩―〈嘹歌〉(リヤオコー)が、さいきん採録され、漢語に訳された。これは、広西(クワンシー)チワン族自治区で採録されたものではもっとも長い詩である。一句の終わり毎に「リャオ」と引っぱるので〈嘹歌〉の名がある。自治区西部の田東(テントン)県と平果(ピンクオ)県の県境、とりわけ田東の思林(スーリン)人民公社のあたりで盛んにうたわれる。客を迎えたり、〈歌墟〉と言うの...