およそ二千年前のものと思われる漢代の大型銅器が、このほど、陜西(シヤンシー)省西安(シーアン)市の西郊で発掘された。出土した地点は秦代(前二二一~前二〇六年)の阿房宮遺跡の北部で、いま阿房宮人民公社高窰(カオヤオ)生産隊が耕しているところ。銅器は、この人民公社の社員たちが土をほっているさいに発見し、知らせをうけて急行した西安市文物管理委員会の人が調査、発掘したものである。このあたりからは漢代の宮延...
Please login first!
およそ二千年前のものと思われる漢代の大型銅器が、このほど、陜西(シヤンシー)省西安(シーアン)市の西郊で発掘された。出土した地点は秦代(前二二一~前二〇六年)の阿房宮遺跡の北部で、いま阿房宮人民公社高窰(カオヤオ)生産隊が耕しているところ。銅器は、この人民公社の社員たちが土をほっているさいに発見し、知らせをうけて急行した西安市文物管理委員会の人が調査、発掘したものである。このあたりからは漢代の宮延...