十一月のはじめ、南米のエクアドルからすばらしいニュースがつたわってきた。アメリカ帝国主義を後だてとし、自国民からきらわれていたベラスコ大統領が辞職を余儀なくされ、独立をまもり、社会改革を主張するアロサメナ副大統領が民主勢力に支持されて大統領に就任し、新内閣を組閣したことである。新大統領は、就任すると、他国の内政、外交、人民の自決権に干渉しないという原則をまもり、内政では民主改革をすすめると、エクア...
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十一月のはじめ、南米のエクアドルからすばらしいニュースがつたわってきた。アメリカ帝国主義を後だてとし、自国民からきらわれていたベラスコ大統領が辞職を余儀なくされ、独立をまもり、社会改革を主張するアロサメナ副大統領が民主勢力に支持されて大統領に就任し、新内閣を組閣したことである。新大統領は、就任すると、他国の内政、外交、人民の自決権に干渉しないという原則をまもり、内政では民主改革をすすめると、エクア...