労働者農民の素人ノド自慢コンクール

万雷の拍手のうちに、幕が上がると、舞台には一一〇人あまりの労働者、農民の歌い手たちがニコニコ顏でずらりと並んでいる。江西省のすぐれた歌い手たちのコンクールが最近もよおされ、こうしてその幕が切つておとされた。歌い手たちはつぎつぎにマイクの前にたつて自作の歌をうたう。芸術劇院の舞台、客席はたちまち、寄せてはかえす詩の海原と化してしまう。いろいろな仕事場からやつてきた歌い手たちは、それぞれ自分たちの地区...