廣東の有名な国画家陳樹人(ちんじゆじん)(チエン·シユウレン=一八八三―一九四八)の遺作展が昨年廣州(こうしゆう)(クワンチヨウ)と北京でひらかれた。画伯は十七歳のときから絵を学び、のち日本に留学して京都の学校で絵を修業するとともに、孫中山(そんちゆうざん)(スン·チヨンシヤン)に傾倒して革命運動にはいつた。そしてその後はまた文学の研究を手がけて、詩、文ともに秀で、画家としては嶺南(廣東)派の三大...
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廣東の有名な国画家陳樹人(ちんじゆじん)(チエン·シユウレン=一八八三―一九四八)の遺作展が昨年廣州(こうしゆう)(クワンチヨウ)と北京でひらかれた。画伯は十七歳のときから絵を学び、のち日本に留学して京都の学校で絵を修業するとともに、孫中山(そんちゆうざん)(スン·チヨンシヤン)に傾倒して革命運動にはいつた。そしてその後はまた文学の研究を手がけて、詩、文ともに秀で、画家としては嶺南(廣東)派の三大...