またもやアメリカにふみにじられた国連の威信

昨年十一月十六日、第十一回国連総会の席上、国連における中国の合法的な地位の回復についての討議を要求したインドの提案は、アメリカの尻馬にのつた多数の反対票によつてまたもや否決された。そして、この討議を回避するアメリカの提案がむりやりに国連におしつけられてしまつた。アメリカのこの策動は、一九五〇年の第五回総会いらいすでに七回目である。ところで、今回の総会での票決はどんな模樣だつたろうか。票決にさいし、...