アメリカはどこへ往く？

七月十八日は、ジユネーヴ四カ國政府首脳会議の一周年記念日にあたる。この日、天津『大公報』は、その社說で、アメリカの冷たい戰爭の政策の危機について、つぎのように論じている。一年らい、國際情勢は大いに緩和された。各國間の友好的な往き來は頻繁となり、冷たい戰爭の樂團は、もはや人の心をうつような曲を奏することが出來なくなつてしまつている。戰爭よりも平和を、分裂よりも共存を、敵視よりも率直な話し合いを、とい...