鶏公山

河南省信陽市の南部に位置する「鶏公山」は、大別山の支脈である。遠望すると、山の形が、首を伸ばして高らかに鳴く大きなオンドリのようなので、その名がついた。主峰は「鶏頭石」と呼ばれ、またの名を「報暁峰」（暁を告げる峰）とも呼ばれる。主峰の南北両側には「霊華山」と「長嶺」という山があり、あたかもオンドリの両翼のようである。大別山の北側にある鶏公山は、雨量が豊かで、森林がうっそうと生い茂り、さまざまな生物...