杜甫が夔州(現在の重慶市奉節県)で住んだところとして知られている場所に西閣があります。西閣は白帝城の麓にあり小さな洞窟があって、白帝城に登る道になっていました。しかし、この西閣も新三峡ダムの完成によって水没します。すでに建物は破壊されました。このころの杜甫の詩は、病に冒され長江の岸辺をさまよい、やがて迫りくる死への思いがあるのでしょうか、感傷的で悲しい響きがあります。又、古代の英雄を羨望のまなざし...
Please login first!
杜甫が夔州(現在の重慶市奉節県)で住んだところとして知られている場所に西閣があります。西閣は白帝城の麓にあり小さな洞窟があって、白帝城に登る道になっていました。しかし、この西閣も新三峡ダムの完成によって水没します。すでに建物は破壊されました。このころの杜甫の詩は、病に冒され長江の岸辺をさまよい、やがて迫りくる死への思いがあるのでしょうか、感傷的で悲しい響きがあります。又、古代の英雄を羨望のまなざし...