切手に採用された『毛公鼎』と『泰山刻石』は、中国書道の発展早期に位置する経典的な作品だ。古文字作品の代表的な2種類で、甲骨文とあわせて「篆書時代」書道の3大様式とされている。『毛公鼎』は周の宣王(紀元前827~前781年)時代の青銅器の名作である。作者が毛国の毛公であったことから、その名がついた。清の道光年間(1821~1851年)、陝西省岐山県から出土し、現在は「台北故宮博物院」に収蔵されている...
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切手に採用された『毛公鼎』と『泰山刻石』は、中国書道の発展早期に位置する経典的な作品だ。古文字作品の代表的な2種類で、甲骨文とあわせて「篆書時代」書道の3大様式とされている。『毛公鼎』は周の宣王(紀元前827~前781年)時代の青銅器の名作である。作者が毛国の毛公であったことから、その名がついた。清の道光年間(1821~1851年)、陝西省岐山県から出土し、現在は「台北故宮博物院」に収蔵されている...