青は天のごとき、光沢は玉のごとき―北京「翰文閣」にある景徳鎮の美。秋の一日、私は故宮研究所の朱春立さんの案内で故宮陶瓷館に入り、景徳鎮「翰文閣」の梁栄輝さんと、元·明·清代の瓷器(中国では磁器でなく瓷器と書く)を見ながら、現代日本人好みの青花(染め付け)とは何か、語りあった。梁栄輝さんは中国·景徳鎮の「古窯瓷廠」に工場を持つ「翰文閣」の主人である。陶磁器を英語でチャイナ(中国)という。それほどに陶...
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青は天のごとき、光沢は玉のごとき―北京「翰文閣」にある景徳鎮の美。秋の一日、私は故宮研究所の朱春立さんの案内で故宮陶瓷館に入り、景徳鎮「翰文閣」の梁栄輝さんと、元·明·清代の瓷器(中国では磁器でなく瓷器と書く)を見ながら、現代日本人好みの青花(染め付け)とは何か、語りあった。梁栄輝さんは中国·景徳鎮の「古窯瓷廠」に工場を持つ「翰文閣」の主人である。陶磁器を英語でチャイナ(中国)という。それほどに陶...