昨年末、計七億字にのぼる中国最大の類書『中華大典』の刊行が始まった。第一期分として出版されたのが、千人を超える学者たちが七年間かけて編纂した『文学典·宋、遼、金、元文学分典』『医薬衛生典·医学分典』『基礎理論総部』および『小児科総部』の四部である。『中華大典』の刊行は、故銭鍾書氏をはじめとする三百人の有名な学者たちが、歴史文化の全体を網羅する、学術性の強い大型工具書の必要性を唱えたのがきっかけだ。...
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昨年末、計七億字にのぼる中国最大の類書『中華大典』の刊行が始まった。第一期分として出版されたのが、千人を超える学者たちが七年間かけて編纂した『文学典·宋、遼、金、元文学分典』『医薬衛生典·医学分典』『基礎理論総部』および『小児科総部』の四部である。『中華大典』の刊行は、故銭鍾書氏をはじめとする三百人の有名な学者たちが、歴史文化の全体を網羅する、学術性の強い大型工具書の必要性を唱えたのがきっかけだ。...