四川省の省都·成都の西南約七十キロに、眉山という県がある。世界文化·自然遺産に登録されている峨眉山に近いので、この名がついた。岷(びん)江(こう)にのぞむ県城(県の中心地)は、古くから物資の集散地としてにぎわい、現在も「成都平原経済圏」の重要な一翼をになっている。文化も大いに栄え、北宋の時代には「眉州木刻大字本」によって刻版(版木制作)の全国三大中心の一つとなっていた。今回訪れた三蘇祠は、その眉山...
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四川省の省都·成都の西南約七十キロに、眉山という県がある。世界文化·自然遺産に登録されている峨眉山に近いので、この名がついた。岷(びん)江(こう)にのぞむ県城(県の中心地)は、古くから物資の集散地としてにぎわい、現在も「成都平原経済圏」の重要な一翼をになっている。文化も大いに栄え、北宋の時代には「眉州木刻大字本」によって刻版(版木制作)の全国三大中心の一つとなっていた。今回訪れた三蘇祠は、その眉山...