浙江省紹興市から西南へ十三キロの蘭亭鎮に、蘭渚山という優美な山があり、そのふもとに書法の聖地として有名な蘭亭がある。蘭亭は優雅な江南式庭園で、敷地三万平方メートル、建築面積二千百四十平方メートル。流觴(りゆうしょう)亭を囲んで、南に鵞池(がち)、北に御碑、西に「蘭亭碑」亭、東に王右軍祠(ゆうぐん)がある。史料によると、春秋時代、越王·勾践がこの一帯に蘭の花を植え、また後漢の時代に「駅亭(宿駅)」が...
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浙江省紹興市から西南へ十三キロの蘭亭鎮に、蘭渚山という優美な山があり、そのふもとに書法の聖地として有名な蘭亭がある。蘭亭は優雅な江南式庭園で、敷地三万平方メートル、建築面積二千百四十平方メートル。流觴(りゆうしょう)亭を囲んで、南に鵞池(がち)、北に御碑、西に「蘭亭碑」亭、東に王右軍祠(ゆうぐん)がある。史料によると、春秋時代、越王·勾践がこの一帯に蘭の花を植え、また後漢の時代に「駅亭(宿駅)」が...