今回と次回は、いくつかの胡同に残る有名人の旧居をたずねてみることにしよう。まずは、文豪魯迅から。魯迅は浙江省紹興の生まれだが、北京生活は十四年にわたり、四つの場所で暮らした。まず宣武門外·南半載胡同にある紹興会館、次に新街口·公用庫八道湾、次に西四·磚塔胡同、そして北京最後の住家となったのが阜成門·宮門口西三条二一号の四合院だ。この西三条は、阜成門大街に近い喧騒のちまただが、魯迅旧居は静かなたたず...
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今回と次回は、いくつかの胡同に残る有名人の旧居をたずねてみることにしよう。まずは、文豪魯迅から。魯迅は浙江省紹興の生まれだが、北京生活は十四年にわたり、四つの場所で暮らした。まず宣武門外·南半載胡同にある紹興会館、次に新街口·公用庫八道湾、次に西四·磚塔胡同、そして北京最後の住家となったのが阜成門·宮門口西三条二一号の四合院だ。この西三条は、阜成門大街に近い喧騒のちまただが、魯迅旧居は静かなたたず...