中国の伝統的宗教の一つである道教は、老子を始祖と仰ぐ。老子は春秋時代の人で、周の史官を務め、洛陽に長く住んでいた。孔子もはるばる洛陽を訪れ、老子に教えを乞うたことがある。今の洛陽市東関大街の文廟の前にある「孔子入周問礼碑」は、清の雍正年間(一七二三~一七三五)河南府知事·張漢書と洛陽県知事·郭朝鼎によって建てられた。洛陽一帯には多くの道教寺院があり、中でも邙山の上清宮、下清宮、呂祖庵、登封市の中岳...
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中国の伝統的宗教の一つである道教は、老子を始祖と仰ぐ。老子は春秋時代の人で、周の史官を務め、洛陽に長く住んでいた。孔子もはるばる洛陽を訪れ、老子に教えを乞うたことがある。今の洛陽市東関大街の文廟の前にある「孔子入周問礼碑」は、清の雍正年間(一七二三~一七三五)河南府知事·張漢書と洛陽県知事·郭朝鼎によって建てられた。洛陽一帯には多くの道教寺院があり、中でも邙山の上清宮、下清宮、呂祖庵、登封市の中岳...