西夏は1038年から1227年まで、中国の北西部で現在の銀川を都とし、東はオルドス、西は甘粛にまたがる地域に覇をとなえたタングート族の国家である。西夏は中原文明を積極的に吸収し、漢字を参考に独自の文字を作り出すなど文化の華を咲かせたが、後にモンゴルの大軍に滅ぼされた。西夏陵は現在の寧夏回族自治区銀川市の北西40キロの賀蘭山の東麓にあり、南北10キロ、東西4キロの斜面に9つの王墓と200余の殉死者の...
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西夏は1038年から1227年まで、中国の北西部で現在の銀川を都とし、東はオルドス、西は甘粛にまたがる地域に覇をとなえたタングート族の国家である。西夏は中原文明を積極的に吸収し、漢字を参考に独自の文字を作り出すなど文化の華を咲かせたが、後にモンゴルの大軍に滅ぼされた。西夏陵は現在の寧夏回族自治区銀川市の北西40キロの賀蘭山の東麓にあり、南北10キロ、東西4キロの斜面に9つの王墓と200余の殉死者の...