一九九四年十月二十四日、日本の愛媛県西条市と中国の河北省保定市が友好都市となった。一九七三年に天津市と神戸市が友好都市第一号として生まれて以来、百五十九組目に当たる。風光明媚の瀬戸内海にのぞむ西条市は、森林被覆率が七〇%に及び、遠い昔から農業が盛んだったが、一九三〇年代中ごろから数回にわたって埋め立て地が造成され、現在では四国中部の重要な工業都市になっている。一方の保定市は、北京のほぼ南一五〇キロ...
Please login first!
一九九四年十月二十四日、日本の愛媛県西条市と中国の河北省保定市が友好都市となった。一九七三年に天津市と神戸市が友好都市第一号として生まれて以来、百五十九組目に当たる。風光明媚の瀬戸内海にのぞむ西条市は、森林被覆率が七〇%に及び、遠い昔から農業が盛んだったが、一九三〇年代中ごろから数回にわたって埋め立て地が造成され、現在では四国中部の重要な工業都市になっている。一方の保定市は、北京のほぼ南一五〇キロ...