飛帛(ひはく)は一種の特殊な書体であり、飛白、草篆ともいう。後漢·霊帝の時代、書家·文学者の蔡邕(さいよう)が書き始めた。この対聯の作者張燕昌(1738~1814)は清代の金石学者であった。石鼓文に詳しく、邸内には「石鼓亭」を建てたほどで、仲の良い者同士がここに寄り集まり、書画を論じた。張燕昌は屈託のない人のようであった。浙江派の篆刻の開祖·丁敬のもとへ弟子入りするさい、手みやげに6キロほどもある...
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飛帛(ひはく)は一種の特殊な書体であり、飛白、草篆ともいう。後漢·霊帝の時代、書家·文学者の蔡邕(さいよう)が書き始めた。この対聯の作者張燕昌(1738~1814)は清代の金石学者であった。石鼓文に詳しく、邸内には「石鼓亭」を建てたほどで、仲の良い者同士がここに寄り集まり、書画を論じた。張燕昌は屈託のない人のようであった。浙江派の篆刻の開祖·丁敬のもとへ弟子入りするさい、手みやげに6キロほどもある...