黄河は中華民族の母なる河であり、その源は青蔵(青海·チベット)高原の巴顔喀拉(バインハル)山脈の北麓、瑪多(マドオ)の西側に広がる水源地帯にある。海抜四千二百メートル、中下流の人から見れば、黄河の水は確かに空から落ちて来る(李白)と言えるかも知れない。私たちが訪ねた水源には、「源頭」と刻まれた石碑が立ち、澄んだ水が泉の口から涌き出ていた。水源地帯は広く、水が豊かで、牧草が茂り、野生ロバの群れが悠然...
Please login first!
黄河は中華民族の母なる河であり、その源は青蔵(青海·チベット)高原の巴顔喀拉(バインハル)山脈の北麓、瑪多(マドオ)の西側に広がる水源地帯にある。海抜四千二百メートル、中下流の人から見れば、黄河の水は確かに空から落ちて来る(李白)と言えるかも知れない。私たちが訪ねた水源には、「源頭」と刻まれた石碑が立ち、澄んだ水が泉の口から涌き出ていた。水源地帯は広く、水が豊かで、牧草が茂り、野生ロバの群れが悠然...