北京市の東郊にある近代的設備の汚水処理工場―北京高碑店下水処理場の第一期工事は、一九九三年十二月に完成されて操業を開始した。一日に汚水五〇万立方メートルを浄化できるこの処理場は、東京の下水処理場に次ぐアジア第二位の規模だ。汚水処理を待たれる通恵河天安門前の長安街から東に一〇キロ行くと、北京の通県に属する高碑店地区だ。その途中、道路の南には異臭が鼻をつく流れがあるが、これが北京市内を流れている通恵河...
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北京市の東郊にある近代的設備の汚水処理工場―北京高碑店下水処理場の第一期工事は、一九九三年十二月に完成されて操業を開始した。一日に汚水五〇万立方メートルを浄化できるこの処理場は、東京の下水処理場に次ぐアジア第二位の規模だ。汚水処理を待たれる通恵河天安門前の長安街から東に一〇キロ行くと、北京の通県に属する高碑店地区だ。その途中、道路の南には異臭が鼻をつく流れがあるが、これが北京市内を流れている通恵河...