唐代の大和上鑑真が紀元七四三年「仏法をひろめるためなら命も惜しまない」不屈の意志で、揚州から日本へ渡ってすでに千二百五十年。昨年十二月十日、揚州大明寺では鐘や太鼓が一斉に鳴りひびき、線香のけむりが立ちのぼっている。中日両国の仏教界の人びとがここで盛大な記念活動を行い、中日友好のために傑出した貢献をした高僧をしのんでいるのだ。中国仏教協会茗山師、日本の奈良唐招提寺執事遠藤証園長老、大安寺副住職河野良...
Please login first!
唐代の大和上鑑真が紀元七四三年「仏法をひろめるためなら命も惜しまない」不屈の意志で、揚州から日本へ渡ってすでに千二百五十年。昨年十二月十日、揚州大明寺では鐘や太鼓が一斉に鳴りひびき、線香のけむりが立ちのぼっている。中日両国の仏教界の人びとがここで盛大な記念活動を行い、中日友好のために傑出した貢献をした高僧をしのんでいるのだ。中国仏教協会茗山師、日本の奈良唐招提寺執事遠藤証園長老、大安寺副住職河野良...