一九九〇年のベルリン映画祭に、『黒い雪の年』を出品して銀賞を受賞した謝飛監督が、新作『香魂の女』で本年度同映画祭の金賞を受賞した。周大新の小説『香魂塘のほとりのゴマ油工場』からの映画化。香魂という池のほとりで中日合弁のゴマ油工場を経営する女、香二嫂が、飲んだくれの夫と知能障害を持った息子をかかえ、愛人との不倫関係に悩みながら生きてゆく姿をつづる。心理的な葛藤、新しい時代の新しい考え方、生き方、人間...
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一九九〇年のベルリン映画祭に、『黒い雪の年』を出品して銀賞を受賞した謝飛監督が、新作『香魂の女』で本年度同映画祭の金賞を受賞した。周大新の小説『香魂塘のほとりのゴマ油工場』からの映画化。香魂という池のほとりで中日合弁のゴマ油工場を経営する女、香二嫂が、飲んだくれの夫と知能障害を持った息子をかかえ、愛人との不倫関係に悩みながら生きてゆく姿をつづる。心理的な葛藤、新しい時代の新しい考え方、生き方、人間...