望江楼は昔から成都の象徴的な存在でした。それは今も変わりません。別名、崇麗閣とも呼ばれています。晋代の文学家、左思が書いた『蜀都賦』のなかに「既麗且崇,実号成都」とあるのがその名の由来です。望江楼は、成都にある古建築物のなかでも一際、群を抜いています。完全な木造で、高さ約三十メートル。四層から成り、上の二層の屋根は八面体、下二層は四面体。こうした変化は建物に「秀麗さ」を加え、さらに「崇高さ」を表現...
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望江楼は昔から成都の象徴的な存在でした。それは今も変わりません。別名、崇麗閣とも呼ばれています。晋代の文学家、左思が書いた『蜀都賦』のなかに「既麗且崇,実号成都」とあるのがその名の由来です。望江楼は、成都にある古建築物のなかでも一際、群を抜いています。完全な木造で、高さ約三十メートル。四層から成り、上の二層の屋根は八面体、下二層は四面体。こうした変化は建物に「秀麗さ」を加え、さらに「崇高さ」を表現...