後漢末の将軍孫策「虎を調いて山を離れしむ」はもともと虎を捕えるための手段。戦争の場では、敵を本拠地からおびき出し、留守をついてこれを奪うこと。兵書にも「城を攻めるのは下策」という。後漢の末、孫策が廬江郡太守の劉勲に上繚を攻めさせて、そのスキに乗じたのがいい例だ。次回は「擒えんと欲してしばらく縦つ」ご期待を……...
Please login first!
後漢末の将軍孫策「虎を調いて山を離れしむ」はもともと虎を捕えるための手段。戦争の場では、敵を本拠地からおびき出し、留守をついてこれを奪うこと。兵書にも「城を攻めるのは下策」という。後漢の末、孫策が廬江郡太守の劉勲に上繚を攻めさせて、そのスキに乗じたのがいい例だ。次回は「擒えんと欲してしばらく縦つ」ご期待を……...