涿(たく)州は北京の南62キロにある都市。『三国志演義』の英雄劉備の出身地で、彼が関羽、張飛と桃園の義を結んだのはここだ。町の歴史は2000年以上、むかしから武将文人が輩出している。涿州の名は町なかを流れる涿水という川に由来し、面積724平方キロ、人口約50万。農業ばかりでなく、古来商業も盛んだった。清の乾隆帝はここを訪れたとき、得意の筆をふるって「天下第一州」と揮亳したほどだ。中国では将来性のあ...
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涿(たく)州は北京の南62キロにある都市。『三国志演義』の英雄劉備の出身地で、彼が関羽、張飛と桃園の義を結んだのはここだ。町の歴史は2000年以上、むかしから武将文人が輩出している。涿州の名は町なかを流れる涿水という川に由来し、面積724平方キロ、人口約50万。農業ばかりでなく、古来商業も盛んだった。清の乾隆帝はここを訪れたとき、得意の筆をふるって「天下第一州」と揮亳したほどだ。中国では将来性のあ...