湖南省の省都長沙市にある瀟湘映画製作所が単独出資し、台湾と大陸で二年前から撮影していた映画『夢はるか』が、この六月完成、今秋の東京国際映画祭に出品された。監督は大陸の魯暁威だが、スタッフには大陸、台湾、香港の映画人が顔をそろえた。主人公の万仁楽は、かつて北京で漫才師をやっていた老人。いまは台湾で余生を送っているが、すでにボケかかっている。映画は、この老人が一枚の古いレコードにかけた思いをてんめんと...
Please login first!
湖南省の省都長沙市にある瀟湘映画製作所が単独出資し、台湾と大陸で二年前から撮影していた映画『夢はるか』が、この六月完成、今秋の東京国際映画祭に出品された。監督は大陸の魯暁威だが、スタッフには大陸、台湾、香港の映画人が顔をそろえた。主人公の万仁楽は、かつて北京で漫才師をやっていた老人。いまは台湾で余生を送っているが、すでにボケかかっている。映画は、この老人が一枚の古いレコードにかけた思いをてんめんと...