太行山脈の東、黄河の下流地域、渤海と黄海に臨む地が山東。春秋時代には、斉国と魯国が割拠したことから、「斉魯」とも呼ばれます。省都は済南。市内の各地に泉水が湧き、「水清らかなること江南のごとし」「泉水は天下に甲たり」の形容で称えられてきました。済南を起点に、孔子の故里·曲阜、天下の名山·泰山、山東の民俗色ゆたかな濰坊(いぼう)、『水滸伝』の英雄がたてこもったとされる梁山(りようざん)、沿海地区の二大...
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太行山脈の東、黄河の下流地域、渤海と黄海に臨む地が山東。春秋時代には、斉国と魯国が割拠したことから、「斉魯」とも呼ばれます。省都は済南。市内の各地に泉水が湧き、「水清らかなること江南のごとし」「泉水は天下に甲たり」の形容で称えられてきました。済南を起点に、孔子の故里·曲阜、天下の名山·泰山、山東の民俗色ゆたかな濰坊(いぼう)、『水滸伝』の英雄がたてこもったとされる梁山(りようざん)、沿海地区の二大...